キレてます(人事コンサルの日常など)

経営コンサルタント各務晶久が日々の雑感、ノウハウなんかを綴ります

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

中小企業診断士か国内MBAか(2)コンサル転職には

前回、中小企業診断士と国内MBAの違いに触れてみた。 さて、今回はコンサルタントにはどちらが役立つかを考えていたい。まず、コンサルタントへの転身についてはどうだろう? 独立系コンサル会社(船井総研やタナベ経営など)では中小企業診断士と国内M…

中小企業診断士か国内MBAか(1)

経営コンサルタント志望者からよく、中小企業診断士を取得した方が良いのか、国内MBAを取得した方が良いのかと質問を受けることがある。海外のMBAは離職を伴うし、取得費用も違い過ぎて、診断士と天秤にかける人はいない。 私は国内MBAと中小企業診…

抽象度を上げてみよう

メーカー勤務時代のことだ。本社に異動した直後、上司から「お前はせっかくの現場経験を一般化して話せないんだよなー」と言われたことがある。 当時の私は、「個々の職場事情を一般論として話せるわけない、変なこというなぁ」くらいに聞いていた。 今振り…

商学部と経営学部(MBAに通う前に)

とある大学教授に「商学と経営学の違い分かりますか?」と聞かれ、固まったことがある。 皆さんはこの違い分かるだろうか? その教授によると、商学は文字通り「商い」(あきない)の学問だ。つまり「会社と会社」「会社と個人」といった「組織と外部」のか…

「衣食住游学足」という仕事で使えるフレームワーク

仕事の段取りで、上司から「もっと想像力を働かせろ」と注意を受け悩んでいる人、「衣食住游学足」(いしょくじゅうゆうがくそく)というフレームワークを使ってみてはどうだろう。 5W1H(または2H)「なぜ、いつ、どこで、なにを、どれだけ、どのよう…

どちらかが100%正しいなんてことはほとんどない(人事の目線で)

スポーツ界の不祥事を見るたびにうんざりする。 不祥事そのものではなく、「弱い個人」と「権力側」という対立構造を作り出し、断片的な情報で、「権力側」を徹底的に叩く昨今の風潮にうんざりするのだ。 日本には昔から「盗人にも三分の理」という言葉があ…